バンライフに最適な車種の選び方

アウトドアブームの中で、近年とくに注目度が高いバンライフ。バンライフは単なる遊び方の一つとしてではなく、ライフスタイルそのものを表す単語として浸透し始めるなど、大きく広がりを見せています。

では、実際にバンライフを始めるにあたり、クルマ選びはどのような基準で行えば良いのでしょうか。ページ下部には選りすぐりのオススメ車種も記載しています。

バンライフに最適な車の判断基準

バンライフをこれから始めようという場合、最初のハードルになるのがクルマ選びです。バンライフのことを調べるなかで ”結局ハイエースしか選択肢は無いの?” と疑問に思う人も多いはず。

バンライフに最適な車を選ぶ上で一番重要なのは、車内スペースです。車内で過ごす時間が長くなるバンライフだからこそ、車内スペースを最重要視したいところ。家だって広さは重要ですもんね。

この記事は、寸法を基準に最適な車種を選べるようになることを目標にしています。

ページ下部に個人的なオススメ車種も掲載していますが、寸法を基準にすれば、どんな車でも自分で判断することができるようになりますよ。

結局、車内スペースはどのくらい必要?

バンライフに必要な車内スペースの基準は、大人二人が快適に長時間過ごせる広さです。

では、大人二人が快適に長時間過ごせる最低限のスペースを判断する基準はどのように決めたら良いのでしょうか。

実は最適な判断基準があります。それはアウトドア用のテントです。様々なメーカーが最適なスペースを追求して開発するテントを基準にすれば、最適なスペースもわかりそうです。

それでは、早速定番のテントのサイズを確認してみましょう。

アウトドア用テントの大きさを確認

コールマン:ツーリングドーム LX 2~3人用

出展:Amazon

長さ210×幅180×高さ110(cm)

キャンプ用品の定番メーカー「コールマン」のテントです。2〜3人用なので少し大きめのサイズと言えるでしょう。

モンベル:クロノスドーム 2型 2人用

出展:Amazon

長さ230×幅130×高さ105(cm)

山岳用品メーカーのモンベルのテントも確認してみます。先ほどよりも定員が1人少ないこともありますが、大きさはそれほど変わりません。

これらを基準に必要な車内スペースを考えてみましょう。

必要な車内スペース:長さ200×幅130×高さ110(cm)

アウトドア用のテントを基準に考えると、バンライフに必要な車内スペースはおおよそ【長さ200×幅130×高さ110(cm)】くらいといえるでしょう。

このくらいのスペースがあれば、快適に長時間過ごすことができます。

テントの寸法より車内スペースの方が若干小さくても問題がないのには理由があります。それぞれの形状に注目してみましょう。

形状的に端の方がデッドスペースになるテントに対して、バンタイプの車両の車内スペースは隅までキッチリ使える形状なので、寸法上は多少小さくても使えるスペースは広いのです。

ちなみに、天井高が寸法上同じ場合も、端から端まで天井高が高い車内スペースのほうが広々と感じられるのも特徴です。

補足説明

長さ200×幅130×高さ110(cm)くらいが必要な車内スペースの基準ということがわかりましたが、人間の体の大きさを参考にこの数値の根拠を補強してみましょう。

必要な長さ

長さの基準は身長です。たとえば170cmの人が就寝するときに必要なスペースは、180cmくらいです。身長よりも長めな理由は、ピッタリすぎるとつま先や髪が当たってしまい、気になるからです。そのため、大半の人が快適に寝られるスペースとなると200cmくらいが基準になるのです。

必要な幅

幅の基準は肩幅です。テント以外に参考になりそうな、ベッドのサイズを参考にしてみましょう。ベッドのサイズはセミダブルで120cm、ダブルで140mくらいのものが多いことからもわかるように、大人二人が横になったときに肩が触れ合わずに快適に過ごせる幅は130cmくらいが基準と言えるでしょう。

必要な高さ

高さの基準は座高です。身長170cmの成人の平均的な座高は90~95cm程度です。頭上空間が少なすぎると窮屈なので若干余裕を持たせた寸法が110cmくらいということになります。

ローチェアを使用する場合に必要な高さは120cmくらいです。お座敷スタイルだけで大丈夫なのか、ローチェアなど椅子に腰掛けたいのか、しっかりと考えましょう。

オススメ車種一覧

いよいよ本題、国産現行車のオススメ車種です。

特にオススメの車種だけを、理由と一緒に掲載します。

ハイエース(TOYOTA)|NV350(NISSAN)

出展:TOYOTA

当たり前かもしれませんが、ハイエース・NV350が定番といえるでしょう。

荷室長300cmという他の車種を圧倒する広大な車内スペースはもちろん、商用車ならではのスクエアな形状も使い勝手が良いです。ハイルーフやワイドボディもラインナップされていて目的に合わせてさらに拡張することもできます。

こんな人に向いてます

  • 荷物をたくさん持っていきたい人
  • 子供と一緒にバンライフしたい人

エブリイ(SUZUKI)|ハイゼット(DAIHATSU)

出展:SUZUKI

軽バンって、ヴォクシーやアルファードなどのミドルサイズ以上のワンボックスカーよりも室内(荷室寸法・2名乗車時)スペースが広いんです。

個人的に一押しなのが軽バンです。車格が上のワンボックスよりも広い車内スペース、リーズナブルな車両価格など、驚異的なパフォーマンスです。

こんな人に向いてます

  • 車両価格を抑えてカスタムや趣味の道具にお金をかけたい人
  • 二人までの人数でバンライフしたい人
  • 山の中など細い道も走りたい人

軽バンオンリーの比較記事もありますので、興味のある方はチェックしてみてください。

https://so9-store.com/vanlife/keijidousha/

寸法の比較表

参考までに、比較表を作成したので掲載します。赤いマスが他の車種よりも寸法が大きいことを示しているので、赤マスの多い車種ほど車内スペースが大きくなっています。

“参考” の項目にある車種は車格が随分違うので、色分けには含めていません。

*単位:mm|当社調べによる|参考値としてご覧ください

N-VANの落選理由

最近注目を集めているN-VANは今回オススメ車種にしませんでした。理由は大きく分けて二つです。

  1. 二人就寝不可:助手席側こそ263cmの荷室長を誇るが、運転席側は158.5cmのため、二人での就寝ができない
  2. 後部窓が開かない:後部の窓が開かないために換気が難しく、車内での調理や夏場の就寝に向かない

タウンエース(TOYOTA)|NV200(NISSAN)が含まれない理由

一部バンライファーに使用されることもあるタウンエース(TOYOTA)|NV200(NISSAN)を比較に含めなかった理由は、車内スペースがエブリイ(SUZUKI)|ハイゼット(DAIHATSU)とほとんど変わらないためです。

高速道路での移動や長距離移動が中心の場合は、エブリイ(SUZUKI)|ハイゼット(DAIHATSU)の代替として価値がある、と認識していただければ問題ありません。

税込131万円のコンプリートカー販売中

宣伝です。SO9では、税込131万円のキャンピングカー「バンライフエブリイ」を販売しています。名前の通り、スズキ・エブリイをベースにしたコンプリートカーで、バンライフにも最適な車両になっています。

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